羽田七福いなりめぐりに行ってきました

いたち

2017年01月13日 15:17

こんにちは、いたちです(・ω・)

小正月目前なのにまだお正月ネタで恐縮ですが
三が日に、お正月期間に東京都大田区で開かれている
羽田七福いなりめぐりに参加してきました
キャンプではないですが、屋外あそびの範囲(?)として
お時間のある方は読んでやっていただけると幸いです

「七福神めぐり」は結構いろんな場所でありますが
こちらは七福「稲荷」様
7箇所のお稲荷様+なぜか弁天様をめぐって
各所で御朱印をいただき、最後の穴守様で満願という
今年で30回目を迎える歴史ある催しでございます
こんなルートでめぐります(クリックすると大きくなります)

※公式HP内のPDFから借用しました

いたち家としては毎年恒例、とまでは行きませんが
子どもがしっかり歩ける様になってから参加し始めて
今回で3回目の巡拝となります


当初の予定では早朝に家を出て
開始時刻付近から歩き始めようと思っていましたが
2017年も寝坊助は変わらず、お昼くらいに到着して開始しました
子どもも睡眠時間十分で元気いっぱいです



京急糀谷駅付近から出発してまずは
1箇所目の「東官守稲荷神社」(大田区萩中1-5-18)
こちらは身体安全のご利益があるとのことです
もともとはもっと海寄りの場所に祀られて
海における仕事の安全を守護する神様として信仰を集めました
大正時代の水害で現在の地である萩中神社境内に移されたそうです




2箇所目は「妙法稲荷神社」(大田区本羽田1-12-9)
こちらは招福厄除のご利益があるそうです
徳川第11代将軍の時代にあった大洪水の被害の際
復興祈願として境内にあった松の大木の下に
京都・伏見稲荷大社の分霊を賜ったのが
縁記と伝えられているそうです





3箇所目は「重幸稲荷神社」(大田区本羽田1-7-14)
こちらは開運長寿のご利益があるそうです
昔は場所柄、たびたび洪水被害に見舞われたこの地域の村人が
土堤を築いた際に田畑守護、五穀豊穣を願って祀られたのが縁記で
現在の社殿の高さが、その時代の堤防の高さだそうです




4箇所目は「高山稲荷神社」(大田区本羽田3-12-2)
こちらは学業成就のご利益があるそうです
昔は土地の名主の家(本羽田3丁目辺り)の前にあったようですが
昭和初期の土堤改修時に現在地に移されたとのこと
社名である“高山”の由来は、移転前の社殿が
飛騨高山から来られた大工さんの手による
見事なものだったからと伝えられているそうです




5箇所目は「鴎稲荷神社」(大田区羽田6-20-10)
こちらは開運招福のご利益があるそうです
ちなみに「鴎(かもめ)」です(`・ω・´)サイショハヨメナカッタヨ
その昔、村の漁師さんが祈願すると
そのときの漁はかもめが飛来して大漁だったことから
かもめを大漁の兆しと崇め祀ったのが社名の由来だそうです
余談ですが、いたちは毎回この神社に行くまでに迷います




次は別格とされる「羽田玉川弁財天」(大田区羽田6-13-8)
こちらは金運長寿のご利益があるそうです
宝永八年(1711年)の記録にすでに名があり
御神体である弁天様の彫り物は、神奈川県・江ノ島の
弁天様と同体にして弘法大師の作と伝わるそうです
この巡拝が開催されている期間は御神体もご開帳されていて
とっても美人さんの弁天様を拝むことができます




続いて6箇所目は「白魚稲荷神社」(大田区羽田5-27-8)
こちらは無病息災のご利益があるそうです
『武蔵国風土記』によると、昔、白魚がはじめて捕れた際は
このお社へまずお供えしていたことが社名の由来のようです
また、火伏せの神様としても信仰され
その御利益からか先の大戦の戦火をも免れたということです




最後、7箇所目のお稲荷様は
穴守稲荷神社」(大田区羽田5-2-7)
“羽田の大鳥居”が有名な神社です
江戸時代後期、現在の羽田空港内付近にあたる場所で
新田の開墾をしていたとき
激しい波浪で土堤に大穴が空く被害があり
稲荷大神を祀りご加護を願ったそうです
以来、波風による被害はなくなり
霊験あらたかと信仰を集めたそうです
しかし戦後の羽田空港拡張工事により
現在地への遷座を余儀なくされました
その際、大鳥居を撤去しようとすると
さまざまなことが起こり(詳しくはGoogle先生にご質問を)
畏敬の念を込めて現在も篤く信仰されているお稲荷様です



ちなみに件の大鳥居、上記の一件のあとも
ずっと羽田空港敷地内に残っていました
1999年にやっと穴守さまが許してくださったのか
どうにか移転することが出来て
現在は東京モノレールの天空橋駅の南にそびえています

※以上8社の解説はいたちの意訳を多分に含みます
 間違いがあったら修正しますのでご指摘ください




ということで、無事満願です
穴守稲荷神社の社務所でお聞きしたら
元旦から2日の正午までで
500名以上の方が巡拝されたそうです
総距離は計算していませんが
のらりくらりと歩いて2時間くらいかかり
新年早々なかなか良い運動になります
子どもは今年から自分専用の集印色紙で授かったので
とっても嬉しそうな笑顔です



穴守稲荷神社の境内では少し夜店が出ています
焼きそばを購入したらおねーさんがおまけをしてくれて
こんな大盛りにΣ(・ω・ノ)ノ


子どもが受け取る際に
「こうやって立てて挟んだ方がいいよ!(`・人・´)」
なんてアドバイス、初めて聞きました(笑
でもよく頑張った子どもはぺろりと完食です
このあと、チョコバナナも食べました


続いておみくじ
子どもは小吉、奥さんは大吉でした
小難しい御神託をいたちが砕いた表現で伝えておきました(笑
いたちは結果が怖いのでおみくじをやりません(`・ω・´)



最後はお焚きあげの場所で暖を取り
熾火を眺めつつ、帰路につきました



穴守稲荷神社はさすがに大きくて神妙な気持ちになりますが
それまでの6稲荷様と弁天様は、社殿内で氏子さんたちが
にこやかに招いて朱印をくださり
さらにお神酒をいただけたり、みかんや飴玉をいただけたり
とってもアットホームな感じのする楽しい巡拝です


開催期間は元旦から5日までなので
お正月の運動不足解消がてら
機会があったら皆さんもぜひご参加ください



羽田七福いなりめぐり
期間 1月1日から5日まで
時間 各日9:00~15:00まで受付
場所 東官守稲荷神社~穴守稲荷神社 全8社
初穂料 朱印料:各社100円/専用集印帳(色紙):200円
    (お手持ちの朱印帳や色紙でも集印可)
公式HP http://anamori.jp/inari.html



以上、いたちでした(・ω・)









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