春うらら、思いの外ポカポカ陽気が続いていた3月。前回の2月キャンプで、場所と天候次第で現状の装備でもなんとかなるものだとわかり、またどこかに行こうかと奥さんと話していました
そんな面持ちで天気予報とにらめっこをしていると、どうも週末は寒の戻りになるようすですが、1週間前くらいまで土曜日が雨予報だったのが回復傾向になってきました
キャンプ候補地の立地的に気がかりだった風の影響も、一時は風速10m超え予想だったのがだいぶゆるくなってきたので、チェックしていたキャンプ場さんに連絡を入れて予約
晴れて2ヶ月連続キャンプが叶ったのでした
ちなみに下は前日にチェックした現地の天気予報です
今回もばっちり作りましたよ、しおり。もちろん、ほぼいたちのために(笑
いたちの趣味・神社巡りを絡めて「東国三社参り」を観光のメインにしてみました
3社のうち2社(宮)は常陸国一宮と下総国一宮。「全国一宮めぐり」をしつつキャンプもできる、素敵なプランヽ(=´ω`=)ノ
この3社をお参りして集めて完成させる「東国三社守り」もあります。娘にはこちらで楽しんでもらおうという目論見です
◆東国三社とは◆
茨城県と千葉県にまたがる2つの神宮(鹿島神宮・香取神宮)と1つの神社(息栖神社)を合わせてこう呼びます。神代、葦原中国平定(国譲り)において大役を果たしたのが鹿島の主祭神・武甕槌大神と、香取の主祭神・経津主大神(※『日本書紀』にのみ登場)。そして両神を東国へ先導したのが、息栖神社の主祭神・久那戸神(※社伝による)であると伝えられています。
鹿島・香取両神宮は、大和朝廷による東国開拓の拠点であったとされ、平安時代にまとめられた『延喜式神名帳』では、伊勢の大神宮以外で「神宮」と呼ばれていたのは鹿島神宮と香取神宮だけです。江戸時代には関東以北の民が伊勢の神宮に参拝した帰り道に「下三宮参り」として、この3社を詣でたそうです。
ということで迎えた当日
荷物は前日までにほぼ積み込んであり、朝は食材とノロイさんたちを乗せるだけです
今回もばっちり後方視界を……一応ちょこっと見えてますよ(笑
出発するころにはパラパラっと雨が降り出します
「まぁ、もともとお天気崩れる予報だったしね、現地に着く頃にはきっと曇りになっているでしょう」と、楽観的に車を走らせ始めたのでした
途中、事故・故障車両・パンク車両を横目に予定より小一時間ほど遅れてまずは第一目的地に到着です
お天気はもちろん……雨(´・ω・`)
どちらかというと雨脚が強くなった感すらあります(笑
ま、まだ午前中。これからです。慌てる時間じゃないです
香取神宮は千葉県香取市香取にある下総国一宮です
全国に数ある香取神社の総本社でもあります
主祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)。もともとは古代有数の軍事氏族であった物部氏が崇めていた神様です
『日本書紀』によると前述の“国譲り”においては大国主神の元へ派遣する神様を決める際に「~(タケミカヅチさんを)經津主神(ふつぬしのかみ)に配(そ)えて葦原中國を平けしむ。」と記述があり、フツヌシさんの方が鹿島のタケミカヅチさんより格上(目上?)のような印象に受け取れます
それはそれとして、1社目の「東国三社守り」、無事拝受です
補足するとこのお守り、まず1社目で本体をいただきます(3社どこからでもOK)。お守りは三角錐になっていて、1面ごとに1社の神紋のシールを貼っていき(※1社目は貼り付け済み)、完成させるご利益の高そうなお守りです。昨年は予想外の需要により、品薄となっていたそうですよ
境内には計30の摂末社をはじめ、地震を起こすナマズを押さえつけている「要石」や鹿園などがあり、広くてひと回りすると結構時間を要します。また、境内より北へ約2kmほど行くと利根川に当たり、岸に向かってそびえる浜鳥居があります
参道両脇には軽食店やお土産屋さんもあります。香取神宮で毎年12月に執り行われる団碁祭(別名:だんごまつり)にちなんでお団子が名物だそうです。ということで草だんごと焼きだんごをいただきました(*´ω` *)
続いて向かった先は銚子市にある
ウォッセ21。ポートタワーや水産物即売センター、レストラン、公園などからなる海の幸総合センターです
お天気は相変わらずの雨です(ヽ´ω`)マ、マダアワテルジカンジャ……
水産物即売センターでは銚子港でその日に水揚げされた新鮮な海産物などが所狭しと並びます。ここではこの日の酒のつまみでも買おうか、なんて話していました
が、奥さんの主婦スイッチが入ったようで、終わってみると鯛(小)7匹、ほうぼう7匹、生マグロ切り身(大)、イカの一夜干しなどなど……キャンプ場についたらクーラーボックス入れ替えしなきゃ(`;ω;´)(笑
ポートタワーへ登ると見渡す限りの海原、筑波山や犬吠埼灯台、ロケーションが良ければ富士山まで見えるそうです。が、この日は見えそうもありませんので上へは登らず、2階で記念メダルを作って終了(笑
銚子大橋を渡って茨城県に入り、フィッセルさん(神栖市波崎6882-2)で明日の朝食用のパンを購入
お味は特別最高に美味しい! というわけではないですが、駄菓子屋さん的な懐かしさがあり子どもが喜ぶ味でした(●´ω`●)
ちなみにソーセージドーナッツをいたちは購入しました。中には魚肉ソーセージ(縦に1/4)が入っていました(笑
でもお値段110円。しかも結構美味しい。やるな、フィッセルさん(*´艸`)
さらに吉原玉子直売所さん(神栖市奥野谷3597-7)で朝食用の卵も購入。ちょいちょいと倅を車に乗せて/降ろしてだと大変だったので「ちょっと行ってくるね」とお財布を持って飛び出した奥さん。しかしなかなか帰ってこず、ようすを見に行くと……。
奥「あ、いたちくん、ちょうどよかった。こっちの箱入り(30コ強)にするか、20コ入り(緩衝材なし)を買って別途輸送用の箱を買うか悩んでいるんだけど(。-`ω´-)」
見るからに美味しそうな卵を目の当たりにして、少量だけ買うのがもったいなくなったもよう。家の分も合わせて買っちゃおう作戦にでたようでした(笑
結局箱入りのものを購入。キャンプ場に着く前からお土産がいっぱいになりました
そんなこんなで16時頃、キャンプ場に到着! 受付を済ませて即設営ヽ(`・ω・´)ゝ✧
この日はまだオンシーズンではなかったので、いたち一家以外はあと1組だけとのこと。ほぼ貸切状態ですヽ(=´ω`=)ノ
この頃、雨は弱まっていたものの風がぼちぼちと強く、娘に手伝わせるのも可愛そうだったので倅と車で待っていてもらい、代わりに奥さんがお手伝いをしてくれました
ノロイさんは鼻だけ出して熟睡中でした(*´艸`)
サイト作りがいち段落したのは16:30頃。気温はこの時点で約7℃。再び雨脚が強まってきました。曇り/一時雨予報はどこにいったのか(´・ω・`)
嘆いていてもしょうがないので夕食作り。献立は
Kさん直伝(※直接教わったとは言っていない)にんにくのポークシチューです
今回は贅沢にブロックのロース肉を使いました。肉に焼き目を付けたら一度取り出し、野菜、肉、にんにくと敷き詰めて赤ワインと水を入れて煮るだけです
灯油ストーブの上にダッチオーブンを置いて煮込んでいる間にみんなで家族風呂に。こちらのキャンプ場は家族風呂と男女別露天風呂(※閑散期除く)があります
さっぱりとしたらシチューの仕上げをして夕食です。久々に飯盒炊爨をしたらちょっと失敗しました(*ノω・*)テヘ
メニュー的に足らないかな? と1皿追加したんですが、食べきれないくらいお腹いっぱいになりました(о´ω`о)
昨年末の写真部合宿以来、娘が欲しいと懇願(?)していたプラスチック製のグラス。やっと手に入れ今回初使用。ご満悦な顔でお茶を飲んでいました(*´艸`)
予報だと一時の雨は夕方には止んで夜は晴れてくるはずだったんですが、止む気配なく。さらにこの当たりから一段と風が強まってきました。気温もぐいぐいと下がって多分外は2~3℃くらい。そんな中で焚き火をする根性はもちろんないです。娘と倅が就寝したあとは、テントの中でしんみりとお酒を飲みました。起こさないように光量を絞っていたので写真はなしです
飲んでいる合間にちょいちょと張り縄の具合を確かめつつ外のようすを見に行きましたが、小雨・強風は変わらず空は一面雲。もう慌てる時間もとうに過ぎたので、おとなしく就寝したのでした(笑
2日目に続きます
※12月のリッチランドさんと2月のキャンピングヒルズ鴨川さんの施設紹介、後回しになっていてすみません!
以上、いたちでした(・ω・)
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