いたち家、3回目のキャンプは珍しく
直近のスケジューリングではなく
約1ヶ月前から計画して実行に移しました
例年の感じから、この時期でも晴れれば気温上がるし
少しなら川遊びもできるかな、と思って川沿いを選びました
しかし……本当今年の9月は雨ばかりでしたね(ヽ´ω`)
予定日数日前から毎日天気予報をチェックするも
1日目は雨、2日目は曇り予報……
両日とも本格的な雨ではないのが救いですが
これでは屋外アクティビティはちと難しい(´・ω・`)
ということで、今回は室内遊びを絡めて
秩父キャンプを楽しんできました
出発当日の朝です
荷物は事前に積み込み済み。食材も購入済みです
今回はいたち、奥さん、子どもにプラスして
1人(通称:姫)接待しているので
ノロイさんたちはラゲッジスペースへ
後方視界は……ですがきっちりしっかりなんとか詰めました(笑
訪問するキャンプ場のチェックインは12時
でもその前に室内遊びのできる場所へ向かうので
10:00現地着予定で出発!
と、ここで家を出て数分でアクシデントが!
なんと……迷子の小型犬を拾いました(笑
ことの詳細は置いておいて
ひとまず無事飼い主さんが見つかりましたが
なんやかんやして予定より大幅に遅れてのスタートとなりました
予定では高速道路+下道でと思っていたんですが
時間がなくなりそうだったので
高速道路+有料道路で一路、秩父へ向かいました
そしてなんとか最初の目的地へ到着
10:30から予約をしていて到着時刻は10:30
まさにギリギリでした
訪れたのは秩父市荒川にある
創作体験のできるギャラリー工房
いたづら工作室さん
「贄川(にえがわ)」という信号のところにあります
こちらでは、シルバーアクセサリー作りやとんぼ玉作り
さらには木工や草花や布などを使った工作など
色んな工作体験ができる工房さんです
もちろん、工作プランごとに料金が発生しますが
ほとんど材料費ではないかと思えるくらいの料金です
「これを作るならこうする」というような
型の決まった概念があまりなく
工房の先生の手ほどきを参考に
自分の好きなように好きなものを作れます
(要所でしっかりサポートしてくれます)
先生曰く「ここでは体験教室というより“場所と道具”を貸し出して
体験者さんの好きに使ってもらって
モノ作りを楽しんでもらいたいんです」
「自由度が高すぎて、人によっては
何をどうすればいいのか戸惑っちゃう方もいるかなぁ」
とのこと
制限時間もとくにないので、◯◯分でこの工程を終わらせて次へ
最終的に◯◯時間ですべて完了
みたいなこともなく、本当に自由です
今回、奥さんはシルバーアクセサリー作り
姫はとんぼ玉作り
子どもは草花&木工の自由工作
というメニューでそれぞれ思い思いの作品を作ります
まずは子どもから
早速用意されている木製プレートの型に
花や木片やら種など好きな素材を貼っていきます
べつに危険な道具も怪我をするような工程もないので
見守りつつ好きに作らせました
付けたい場所に付かない、上手くいかない
そんなときはどう工夫すればいいのかを
考えさせながら、たまにアドバイスしながら
子どものイマジネーションに任せて作らせます
とんぼ玉作りの姫は
バーナーやらいろいろ使うので、先生がまずお手本を作り
一連の流れを説明してくれます
好きな色のガラス棒をバーナーで炙り溶かし
金属棒へくるくる巻きつけながら整え玉を作り
さらに飾り付けや色の混色などのテクニックを披露
流れるような手つきでみるみるとんぼ玉の形になっていきます
納得のいく大きさ・形・模様になったら冷却
ガラスは急激に熱したり冷やしたりすると割れるため
灰へ突っ込んでゆっくりと熱を冷ましていきます
冷却時間はとんぼ玉のサイズによって変わります
作例として展示されているとんぼ玉
こんな素敵なとんぼ玉が自分の手で
好きな色と形、大きさで作ることができます
早速姫も実践
ということでまずは使うガラス棒の色の選定から
こだわる性格なので、何色にしようかどうか非常に迷う姫
作るのは1つ、と決めると悩みまくる気がしたので
ひとまず試しに練習で作ってみれば? というと
やっとガラス棒を手に取りバーナーの前へ
「一回やったことあるから大丈夫!」と豪語する姫
すでに暗雲立ち籠めるような形状にも見えますが
果たしてうまくいくのでしょうか
続いてシルバーアクセサリー作りの奥さん
まずは自宅で下書きしてきたデザインを参考に
どのくらいの大きさで作るのかを考えながら
細部を決めてイラストを清書していきます
大きさなどが決まったら、糸ノコでパーツの切り出し
実はいたち、最初は銀粘土を使った
焼き物のシルバー細工なのかと思っていたのですが
こちらのいたづら工作室さんでは
銀の地金を切ったり削ったり曲げたりと
板金彫金作業で作っていく
本格派のシルバーアクセサリー作りができるのです
ざっくりと切り出したら各所細かいデザインの下書きを描いたのち
針のような専用器具で削って描く模様の印をつけていきます
この後、ルーターで削ってしっかりと彫刻してきます
奥さんの作業を見つめる奥さんの相棒フェレットが頼もしい(?)
さて、ここでいたちは3人の作品完成を楽しみにしつつ
単独でふらふらと出かけていきます
お腹が減ったからお昼ごはんを食べに行くわけではありません
時間短縮のためみんなが工作体験をしている間に
キャンプ場へチェックインと設営をしてきます
いたづら工作室さんから車で10分くらいで到着
今回利用するキャンプ場は、熱く焼いた石を使って
各種お肉や野菜、きのこなどに火を通して食べることのできる
石器焼料理のお店「
きのこの里 鈴加園」さんが
管理をされているキャンプ場です
まずは鈴加園さんで受付をします
写真左が鈴加園さんの店舗兼受付、右の道でキャンプ場へ行けます
見切れていますが写真右手前側のスペースが駐車場になっています
受付では各種注意事項などの説明を受けて料金を支払います
今回は車1台(4人まで)なので4000円でした
その他の入場料や管理費などはかかりません
混雑時は区画分けをするそうですが、この日はお天気も雨で
空いているため、通路に飛び出すことなく
常識の範囲でなら適当に使ってください、とのこと
受付を済ませると、写真の用紙をいただけます
これを車のダッシュボードなど
見える場所においておかないといけません
たま~に、無賃入場される方がいるとかいないとか……
きっと誰もがびっくりするほどの急坂
(詳しくはキャンプ場レポート記事にて書きます)を
下っていくとすぐ目の前に荘厳な滝が見えます
これがキャンプ場の名前にもある「将門の滝」です
連日雨続きなので増水して轟々と音を立てています
場内は数組のキャンパーさんや
大学生グループなどがいらっしゃいましたが空いています
何気にいたち、フリーサイトって初めてなのです
だからどこを使っていいのか、他のキャンパーさんと
どのくらい離れていればいいのかがわからず場内をウロウロ
やっと決めた場所は一等地(?)、滝の目の前へ陣取りました
たぶん人によっては滝の音が気になりまくると思うので
空いていたのかな?
でも場内どこでも大なり小なり音は聞こえるので
どうせならシンボルの滝の目の前、ということで決めました
サイトの広さはこのくらい
混雑時はこのスペースで2区画分くらいでしょうか
お言葉に甘えて贅沢に使用させていただきました
小雨の降る中、1人気ままに早速設営開始
なるべく地面がぬかるんでいない場所を選んで
まずは鹿さんタープを張ります
これで通算4度目のタープ張りです
続いてとんがりテントをサクッと張って
ある程度の荷物をタープ内に移動させて終了!
相変わらず美しく使いやすいサイト作りって
どうやるのがいいのかわかりません(´・ω・`)
設営に要した時間は1時間半くらいだったと思います
こうして家族の待つ「いたづら工作室」さんへ戻りました
さて、いたづら工作室さんでは
子どもの草花木工作品はすでに完成しておりました
たぶんこのメインフレームは写真を飾るものなんだと思いますが
自由な作風で良いと思います(笑
ひと足早いハロウィーンオブジェができました!
時間が余って手持ち無沙汰だったのか
子どもはお絵かきに移行しております
何が描いてあるのかはわかりません(笑
きっと内容に意味はあまりなく、絵の具が楽しかったのでしょう
とんぼ玉を作っていた姫はというと
とんぼ玉に付ける紐の結び方を考えておりました
やはりここでも悩む性格の姫
難しい結び方にチャレンジしてはやめてを繰り返し
結局シンプルな結び方に落ち着いたようです
そしてこちらも完成
色・デザイン違いで3つのとんぼ玉を作ったようです
若干らっきょうみたいな形もありますが、上手にできました!
写真だとわからないですが
とんぼ玉&銀箔のコラボ作品もあります
姫の思いつきで急きょ作ることになったのですが
センスの光るかなりの出来栄えになりました
残る奥さんのシルバーアクセサリーですが
こちらは型抜き・デザイン彫刻が終わって磨き作業中
真剣な眼差しでルーターを扱っております
先生は最初デザインを見て「これは夕方までかかるかな」と
考えたそうですが、なんのなんの、だいぶ時間短縮で奥さんも完成
フェレットモチーフのペンダントトップでした
可愛い世界に一つのアクセサリーが出来上がりました!
よくこんな凝った形状を慣れない道具で切り出して
仕上げたものだと、いたちも正直にびっくり&感心しました
いたちは写真係&チェックインや設営もあったので
とくに何も工作はできなかったのですが
見ているとやっぱり作りたくなります
とんぼ玉のラッピング用に、針金細工だけさせてもらいました
お題は「星に恋する猫」。お粗末さまです
これで「いたづら工作室」さんで予定していた工程はすべて完了
3人ともすごく楽しく思い思いの物が作れて大満足そうでした
ちなみに総額は合計1万円ちょっと(ご好意で少し割引あり)
これだけいろいろ作って遊んでこの価格なら納得です
教えてくださる先生は、とても気さくで話が面白く
でもアドバイスは的確でわかりやすさ抜群です
もし根を詰めすぎて疲れてきたら
可愛く賢いレトリバー犬2匹が癒やしてくれますよ
漠然と「こんなのが作りたいんだけど……」という場合でも
どれくらいの費用でできるかを考えて助言してくれます
シルバーアクセサリーやとんぼ玉は
完成品の重さで料金が変わるので
デザイン的に重くなりすぎて値段が高くなっちゃう!
という場合は軽量化する方法や妥協点も考えてくれます
(※ただしそれなりの技術と時間増が発生します)
もし秩父で何か作って思い出を残したい! という方は
ぜひお電話をしてみてください。絶対に楽しいです
今回いたち家がやった工作は一例なので
先生と相談しつつほかにもいろんな体験ができます
いたづら工作室
埼玉県秩父市荒川贄川691-4
営業時間 10時30分~17時
定休日 不定休(要予約確認)
お問い合せ電話番号 090-6120-7358
料金 シルバーアクセサリー:完成作品 1g300円
(特別技術料・パーツ代別途)
とんぼ玉:完成作品 1g100円(パーツ代別途)
木工:1,000円前後(大きさによります)
草花細工:1,000円前後
※その他いろいろな工作体験プラン多数あり
※各料金は2016.10現在公式HPに記載のものです
駐車場 あり(前向き駐車)
http://www.itaduraroom.com/
この後、先生にお礼を伝えて車に乗り込み
みんなでキャンプ場へ向かいました
いたづら工作室さん、楽しい時間をありがとうございました!
その2へ続きます
以上、いたちでした(・ω・)
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